2022年4月21日

ピアノの調律とは|ピアノの調律方法やを調律するタイミングをご紹介

ピアノの調律

ピアノの調律とは、ピアノの音程を整えるための作業を指します。
ピアノは非常に繊細な楽器であるため、ピアノを置いている環境や扱い方によって劣化し、徐々に本来の音程とは違う『音程のずれ』が起きてしまいます。

そのためピアノの調律は、ピアノを長くかつ快適に使ってもらうための大事なメンテナンスになります。

また、調律は別の言葉でチューニングとも呼びます。

今回は、そんなピアノの調律についてや調律方法、調律するタイミングをご紹介致します。


目次
ピアノの調律とは
調律をしなかったら...
どのタイミングで調律したら良いか
調律の方法
まとめ

ピアノの調律とは
ピアノの調律とは

ピアノの調律とは、音程が狂ってしまったピアノを適当な音程に直す事を指します。

ピアノの内部には、鍵盤ごとに1本の金属製の弦があります。

主に室温や気温などの温度や湿度、ピアノの使い込みなど、外的影響が原因で弦が緩んでしまい、本来の音程とは違う音になってしまうのです。

しかし、ここで注意すべき点が、使い込んでいなかったからや外的影響がなくても徐々に音がずれていきます。
その為、ピアノは購入してから何年もずっと放置して良いわけではなく定期的に調律する必要があります。

調律をしなかったら...
調律をしなかったら...


①ピアノの使い込み
ピアノの使い込みによって起きた音程のずれの場合、ピアノの調律を長い期間放置していたとしても、ピアノ自体が壊れてしまうということは滅多にありません。

しかし、音程が狂ってしまったピアノで演奏した際に正しい曲調には程遠いものとなってしまうため、演奏者にとってはストレスになってしまうでしょう。

②外的環境(気温、湿度など)
外的影響によって、ピアノの弦部分が錆びつき音程のずれが起きてしまうためそのまま放置してしまうとピアノが故障してしまい、調律の前にピアノの修理、最悪の場合買い直しになってしまいます。


上記のように音ずれの原因によって、調律の緊急度は変わります。

しかし、快適にピアノを使い続けるためには定期的に調律することをおすすめします。

どのタイミングで調律したら良いか
どのタイミングで調律したら良いか

ピアノをより良い状態に保つには、1年に1回~2回。
その中でも、冬と春の間と夏と秋のに調律しておくことをおすすめします。

その季節に調律をしておくと綺麗な音が保ちやすくなります。

しかし必ずその季節に調律をしなければならないというわけではなく、音の狂いに気が付いたタイミングで調律をした方が良いでしょう。

早期に調律をしておくと、音の狂いが軽い段階であるため、調律に掛ける金額が安く済むし、ピアノ内部の劣化の確認もすぐにできるので故障してしまう前に部品のメンテナンスもできるのです。

どのタイミングで調律したら良いか
調律の方法

ピアノの調律は方法は、専用器具であるスクリュードライバーを使ってピアノの弦を巻いているチューニングピンを回し弦の張りを調整します。

ピアノには200本以上の弦があるため、完璧に調律をするには、忍耐力と時間、調律用の専門道具、そしてなによりも絶対音感が必要になってきます。

その為、出来ればピアノ調律技能士免許を持っている専門家、あるいは調律経験のある業者に依頼することをおすすめします。

まとめ
まとめ

このように、ピアノ気温や湿度、使い込みなどによる衝撃にも影響れてしまう非常にデリケートな楽器です。
ピアノの記事では下記のポイントを覚えておきましょう

ポイント
・ピアノは定期的に調律する
・1年に1回~2回の頻度が最適
・調律は業者に任せた方が安心

今回は調律でなおる音ずれもありますが、チリ・ほこりが原因でピアノの音がこもってしまう場合も多くあります。
チリ・ほこりが原因の場合は、日々のお手入れ又は業者のクリーニングをお願いすると解消されます。

ピアノのお手入れ方法をご紹介した記事も公開しておりますのでぜひご覧ください♪

2022年4月 8日

ピアノの運搬について❘失敗しない運搬業者の特徴や運搬方法を紹介


ピアノの運搬とは、引越しや譲渡、購入などをきっかけにピアノを動かしたい時に、希望の場所へ運ぶことをピアノの運搬と業者では呼びます。

ピアノはデリケートかつ金属木材で出来ておりに非常に重いです。

無理に自力で運ぼうとした際、物件に傷がついてしまったり、ピアノの破損、運ぼうとした本人の怪我など、事故が起こってしまうリスクが大幅に上がります。

そのようなリスクを避ける為に、ピアノの運搬は専門の業者に依頼することをおすすめします。

今回は、業者がどのようにピアノを運んでいるか、安心して頼める業者の選び方のコツや業者での予算金額の仕方などみなさまのとってお役に立つ情報をご紹介します。


目次
ピアノの運搬とは
ピアノの運搬業者選びで気を付けること
ピアノの運搬方法
ピアノ運搬の予算決定方法
まとめ

ピアノの運搬とは


ピアノの運搬とは、ピアノをお客様の希望の場所へ運ぶことをピアノの運搬と業者では呼びます。
運搬の意味とは乗り物を使った遠距離の荷物移動と、人が手で移す場合も指すため、歩いても行けるような近い距離に物を移すことも意味します。

トラックでの遠距離+目的地到着後の室内への移動がメインとなる運送業では、運搬という専門用語はよく使われます。

ピアノの運搬業者選びで気を付けること

大切なピアノが壊れてしまわないか怖くて、業者に頼むのが怖い人も多いと思います。
実際に、業者に依頼したがピアノやお部屋が傷ついてしまったというトラブルも多く耳にします。

そこで、皆さんが安心してピアノの運搬を任せる事のできる業者の特徴をご紹介致します。

①経験、技術力
荷物を無事に目的地に届ける為には、ピアノに対する専門的な知識、運搬や大型車の運転において高い技術力が必要になります。

業者が高い技術力や経験があるかどうかを判断するためにも、過去の実績や事例を確認しておくことをおすすめします。


②提案力
優良な業者は技術力の他に高い提案力も備えております。
高い技術があるからたくさん依頼が来て、多くの経験があるからこそお客様1人ひとりのご希望に合わせた最善の運搬方法を提案できるのです。

そのため、業者の人柄・能力・考え方などがよくわかる打ち合わせでは、なんでも「わかりました」と言っている業者よりも「ここはこのようにした方が良いです」などと提案も出してくれる業者の方が、信頼性は高いためよく見極めてみてください。

③車両、使用する道具
ピアノにもアップライトピアノやグランドピアノ、電子ピアノやオルガンと様々な品目があります。

様々な種類のピアノを安全に運搬するためには、大きさや形状運搬場所に合わせた車両と道具を使う必要があります。

荷物のサイズ・重さ、場面に合わない道具・方法で運搬してしまい、衝撃によるピアノに傷をつけてしまうと言ったトラブルは多くあります。

そのようなトラブルを避けるために、あらゆる種類の車両と、道具を保有している業者を選ぶと良いでしょう。

業者が所持している道具を確認するためには①技術力と同様に、事例紹介等で記載されている場合が多いのでそちらで確認が出来ます。

上記3点を見極める為方法として、業者のホームページを確認してわかるものもあるが、その他にお問い合わせをして実際の業者の方と多くの業者と積極的に打ち合わせをしてみて下さい。


ピアノの運搬方法


ピアノの運搬では、様々な方法があります。

アップライトピアノや電子ピアノでの運搬では、主に業者が2人1組で行います。
グランドピアノなど更に大きく重いものは、2人だけでは事故につながる可能性があるため、3~4人1組で作業を行います。

ピアノの移動は通常人力で行いますが、ピアノを運び出したいまたは入れたい場所がと2階以上の高所、または階段がピアノは通れない幅、エレベーターが使えないなど、建物内部からピアノを運び入れることが難しい場合には、クレーンを使用します。

アップライトピアノ、電子ピアノ、電子オルガンは本体をそのままジャバラと言った青い布や布団などを使用して、本体が傷付かないように梱包し、運搬を行います。

グランドピアノは他のピアノと違い、複雑な形状でより一層傷がついてしまうリスクがあります。
その為、足の部分と本体を分け、それぞれ梱包して運びます。
また、ピアノ本体部分は幅が広いため、横向きではドアから通ることは難しいので、本体を縦にして運びます。

ピアノ運搬の予算決定方法

ピアノを運搬する際の、金額は県内から県内の近距離なら20,000円~30,000円、他県へ運ぶ場合は50,000円~100,000円程度が相場となっております。

しかし上記は平均的な金額であり、運搬距離の他にピアノの種類、重さ、運搬内容によって左右します。

業者が金額設定方法で注目するポイント

①ピアノの種類
グランドピアノ、アップライトピアノ、電子ピアノ、電子オルガン等のピアノの種類によって重さ、大きさが変わるので金額も変動します。

ここで、業者は作業スタッフが何人必要か判断します。

②ピアノの型番
①の種類の他に、ピアノの型番でもピアノの大きさ、重さは変わりますので、業者は型番にも注目します。
型番とはピアノの型式番号です。この番号によってピアノのタイプがわかるようになっています。
【アップライトピアノ】
天屋根のフタを開けていただき、覗きこむと金色のフレーム右側または中央に刻印されています

【グランドピアノ】
大屋根を開けて、本体内部にあるフレームの右上面にあります。

【電子ピアノ】
棚板下側(鍵盤の下の板の下側)もしくは背面などに貼られたステッカーの「Model」の欄に記載されています。


③運搬の距離
最初にお話しした通り、運搬の距離も料金を出すときの大事なポイントです。
基本的には、10km単位で金額が変わりますが、運搬距離が50km以上からは20㎞単位で金額が決まる業者が多いです。

④運搬場所
運搬する希望の場所によって、使用する道具が変わってきます。

上記の運搬方法で紹介したクレーンについても使用する際には別途金額が掛かります。

また、中には階数、段差の有無などと建物の構造によっても金額が変わる業者もあります。

この4点を業者では注目して、作業金額を出しています。

<ピアノ運送費用の計算方法>
基本運送費用+特殊作業料金=運搬の総金額

ピアノの運搬を頼みたい方は、運び出したい建物運び入れたい建物の構造を意識して、業者に見積もりを出してもらうのも良いでしょう。

まとめ


以上のような内容で、ピアノの運搬や運搬金額が決まります。
みなさまにとって満足のできるピアノのお引越しが出来ることを祈っています!


池田ピアノ運送では、
『お客様の夢を叶えるお手伝いをさせていただく』をモットーに
荷物の運搬、ご希望の場所への設置、ピアノのメンテナンスとピアノの1~10まで全て対応可能なピアノの『プロ』です。


ピアノの運送設置の他にも、美術品や家電の配送設置や倉庫賃貸などのサービスも展開しておりますので、
少しでも興味をもって下さった方は是非下記のバナーよりお問い合わせください!

お客様の夢を叶えるため、ピアノのプロがご要望に合った運搬方法をご提案いたします。

お問合せ