ピアノの各メーカーの品番の見つけ方


ピアノには必ず「品番(モデル番号)」があり、メーカーや製造年代、サイズやシリーズを特定する大切な情報となります。
調律や修理、買い替え、査定を依頼する際にも、品番を正しく伝えることでスムーズに対応が可能になります。
しかし、「自分のピアノの品番がどこに書いてあるかわからない...」という方も多いのではないでしょうか。

この記事では、主要メーカーごとの品番の探し方について解説します!


目次
品番とは?
メーカー別:品番の探し方
品番が見つからないときは?
まとめ


品番とは?
品番とは、モデル番号とも呼ばれるピアノの種類やサイズを示す記号です。

製造番号(シリアルナンバー)とは別物で、製造番号は生産年を特定するための数字ですが、品番は「ピアノのモデル」を示します。
両方セットで確認すると、ピアノの詳細がより正確にわかります。

メーカー別:品番の探し方
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◆ ヤマハ(YAMAHA)
アップライトピアノ:屋根もしくは天屋根を開けると、内部の金属フレームに「U1」「U3」などの品番が表示されています。
グランドピアノ:譜面台を外した内部のフレームや、鍵盤の左奥に表記。

◆ カワイ(KAWAI)
アップライトピアノ:上前板を外すと、鉄骨フレームや内部に「KU-1」「US-50」などの品番が表示されています。

グランドピアノ:譜面台を外すと、弦の間や内部フレームに表記。

◆ ディアパソン(DIAPASON)
鍵盤蓋を開けた内側や、上前板内部に表記されることが多いです。
型番は「D-120」「132-AE」など、数字とアルファベットの組み合わせが基本です。


◆ シュベスター(SCHWESTER)、アポロ(APOLLO)など国産メーカー

多くはアップライトの場合、上前板を外した内部フレームに表記。

グランドの場合は譜面台を外した内部に記載されているケースが一般的です。


品番が見つからないときは?

古いモデルの場合:表示が消えている、またはラベルが剥がれていることもあります。

無理に分解しない:外装の取り外しは無理をすると破損につながります。

専門業者に相談:池田ピアノ運送など専門業者にご依頼いただければ、安全に確認することが可能です。


まとめ

品番は「ピアノのモデルを特定するための番号」であり、調律・修理・買取に欠かせない情報です。

メーカーごとに表示場所は異なりますが、多くは「屋根もしくは天屋根」を開けるか「譜面台の裏側」に記載されています。

見つからない場合は無理に探さず、専門業者に相談しましょう。

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池田ピアノ運送では、ピアノの移動や保管だけでなく、メーカー品番や製造番号の確認、査定のご相談も承っております。
「自分のピアノのモデルが分からない」「売却や買い替えを考えている」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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