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2011年5月26日

ピアノを運ぶ、ということ

 こんにちは。ブログ担当・小久保です。

私は今、産業機械精密品オーディオ、重量物などの担当ですが、

じつは8年前まではピアノ専門でした。


ところで、ピアノを運ぶというイメージは、普通ですとなかなか想像が

つかないのではないでしょうか?



軽いもので200kg前後、重いグランドピアノですと約600kgという、

人力で運ぶのって無理?的なものを人力で、しかも2人で運ぶ。

最近でこそ、安全面を考慮して300kg以上のものは4名で運ぶなど

していますが、当初は500kgが2人で運べて当たり前、という業界でした。



私が入社したころは朝から晩までピアノのみを運んでいました。

中には体重が50kgくらいの技術者もいるのですが、自分の体重の

4倍~10倍くらいのものを簡単に持ち上げてしまう・・・。

ラグビーで鍛えていたので、多少の自信はあったのですが、やはり

はじめは非常にしんどかった・・・。

それが、3年ほど経つと、しんどくなくなるんです。

「コツ」ですね。これを覚える。

そうすることで重さをあまり感じなくなるんです。

我ながら不思議な感じでした(笑)

その「コツ」をつかむと今度、いろいろな事が出来るようになる。

よく、目見当(めけんとう)と言って見切りのことを言いますが、

複雑な形状の物を、とある場所に入るか入らないかの判断で、

正確に寸法を測るよりも、目見当の方が正確になるんです。

本当に不思議でした。

どの業界も同じかも知れませんが、

パッとみて瞬時に判断できる=スペシャリストなんでしょうね。




こうやってピアノ運送の技術者が育っていきます。

この技術が様々な製品の輸送や作業に活かされています。

精密機械やオーディオなど、特に当社の技術が活きる部分ですね。

ピアノ輸送・オーディオ輸送・精密機器輸送の御用命は⇒
  池田ピアノグループへ http://www.ikedapiano.co.jp/


長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。

次回をお楽しみに!

池田ピアノ運送㈱⇒http://www.ikedapiano.co.jp/
常総梱包運輸(有)⇒http://www.josokonpo.com/

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